営業力向上とコーチングの関係 自分で全てを解決できる営業マンは存在する?
前回は営業マンが全部自分ひとりでこなさなければならない現状をご説明しました。具体的には販売のスキルだけでなく、顧客のアポイントや状況の確認。実績がきちんと出せるような予定と進捗の管理。それだけにとどまらず自身のメンタルの管理や将来のビジョンなどなど...こんなこと全部が一人で出来るスーパー営業マンって一体いるのでしょうか?
実はいるんですよね(笑)。しかし私が知る限りいるにはいますが、やはりごく少数の方です。この方々は上記の事を比較的自然に(感覚的に)出来てしまっている方々です。このタイプの方は持って生まれた「営業マンタイプ」の方です。つまり「セールスをする為に生まれてきたのではないか?」と周囲が感じる天才タイプの営業マンです。
このタイプの方の特徴は自身が自然に出来てしまう・売れてしまうので「何故他の人がそんなに苦労しているかわからない」と思っている事です。成績が伸びず苦労している営業マンや新人などはこのタイプの人にアドバイスを求めに行きます。そして教えてもらうのですが同じようには出来ません。又は同じように実行はするのですが成績には繋がりません。結局天才タイプの人は「何故他の人が出来ないかわからない」となり、又他の人は「あの人だから出来るんだ」という評価になってしまいます。
結局ごく一部のトップセールスがどんどん成績を伸ばし、その他の大多数の営業マンはどんどん追い込まれ、セルフイメージが下がりそして販売獲得率が下がるという悪循環に陥ります。結果疲弊し最終的には退職や病による欠勤に追い込まれる方も少なくありません。
いかがですか?最後は多少過激な表現にはなりましたが、実際問題多くの営業集団ではこのような現象を引き起こしているのではないでしょうか?この現象は苦しんでいる営業マン自身のみならずその上司や会社全体としても望む状況ではないはずです。にもかかわらず多くの会社がこのような状況に何故陥ってしまうのでしょうか? このブログでそのメカニズムと解決方法を順次ご紹介していきますね。
まずは、最も身近に営業マンを見て指導している上司の存在はどうなのでしょうか?一番助け舟を出せる存在の上司について次回のブログで述べていきたいと思います。
NEW
-
query_builder 2020/07/29
-
アフターコロナの新しい営業スタイルは?どういう人が生き残るのか
query_builder 2020/07/16 -
アフターコロナの会社組織 ミレニアル世代が企業の主役に
query_builder 2020/07/09 -
アフターコロナで営業社員の意識ははどう変わるのか?大きく変わる3つとは
query_builder 2020/06/29 -
営業マンがモチベーションについて悩む理由
query_builder 2020/06/26